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地下アイドルから”NEO歌謡シンガー”へ。メジャーデビューまでの城所葵さんの紆余曲折ストーリーに密着

2019年10月1日

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若い世代にも、古きよき歌謡曲を広め伝えたい

俵谷:本日は取材よろしくおねがいします!

城所さん:こちらこそお願いします。

俵谷:では、ざっくりとメジャーデビューに至るまでのヒストリーを教えて下さい!

城所さん:まず、私の最初の音楽の始まりは、小学生に習ったピアノとバイオリンです。

アニメが好きで主題歌をカセットテープで録音して歌っていました。

この頃、漫画も同じくらい好きでノートの端にパラパラ漫画を書いたりしていました。

俵谷:漫画も好きだったんですね。

城所さん:そうですね。漫画は高校生になっても書いていて、コンテストに応募もしていましたが入賞できなくて。

だけど高校3年生の時に、なぜかフッと入賞しちゃって。そこから色々と将来設計が崩れました(笑)

俵谷:おっと?!だいぶ話が急展開ですね(笑)

城所さん:入賞するまでは音大に行こうと思っていましたが、思い切ってデザイン科に進路を変更しました。

この頃は、やりたいことを絞れなくて漫画にも音楽にも興味がありました。

俵谷:なるほど、どっちも好きだったんですね。それにしても行動力がすごい…。

城所さん:昔から、面白そうと思ったらまずやってみる」という考え方で、ちょっとネジが外れている部分があって。

俵谷:見習いたい心意気です。

城所さん:大学生の間はモデル事務所に入ったり、大学で絵を勉強したりと、充実した日々を過ごしていました。

いよいよ就職活動のタイミングになって、進路を考えた時、どうも自分がOLになることを想像できなくて……。

「漫画家や歌手を目指すなら東京に行こう」とい半ば勢いで上京しました。

満を持して上京。そして挫折。

俵谷:上京したときは何になりたかった?

城所さん:やりたいことは特に決まっていませんでした。まず上京しよう!という感じだったので。

しかも、大学卒業ごろにぎっくり腰になっていて、上京してすぐ始めたアルバイト初日でやめざるを得なくなるなど、前途多難でした。

俵谷:災難ですね……。アルバイトをやめてからは、どうやって生計を立てていましたか?

城所さん:SOHO(在宅バイト)やコンパニオン派遣の仕事、また、大学時代に入っていたモデル事務所の時の縁で、個人撮影会を月1〜2回開催して、なんとか生活費を稼いでいました。

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地下アイドルとして芸能界入り。

ーー新宿のカフェでバイトをしている時に知り合ったお客さんとの出会いを機に思わぬ方向に人生が進む

俵谷:ぎっくり腰が治ってからは?

城所さん:治ってからは、新宿のカフェで働いていました。

ある時お客さんから「声がいいね。なにか活動しているの?もし事務所入っていないなら、うちに来ない?」と言われました。

この人が、実は前の事務所の社長さんで、ここから地下アイドル活動が始まりました。

俵谷:すごい!運命的な出会いですね。地下アイドル時代はどのようなことをしていましたか?

城所さん:司会のアシスタントからスタートして、その後は撮影会、ライブイベントで歌を歌っていました。

アイドルって、目立つためにキャラクター付けが必要で。

なので、私の好きな「和装」と「漫画家」を組み合わせて、”和風漫画家アイドルシンガー”というキャッチコピーで売り出すことになりました。今考えるとだいぶごった煮なネーミングになっていますが(笑)

俵谷:カオスですね(笑)

城所さん:あるイベントでお世話になったお笑い芸人の方に、「ライブに出演しない?」とオファーをされて、そこでアニソンのカバーを歌ったのが人生初のライブでした。

俵谷:地下アイドルをやっていた期間は?

城所さん:4年間ほどですね。

俵谷:このころは、アルバイトはしていましたか?

城所さん:ライブが年間140本に加えて事務所主催の撮影会あったので、とてもバイトできる状況ではなかったです。ライブもいつ入るかわからないので。

なんとかそれだけでギリギリ生活をしていました。

俵谷:この頃は辛かったですか?

城所さん:とりあえず、歌うことができたので楽しかったですね。

あと、20代前半ということもあって、生活をするのに日々をこなすのに必死でしたね。

だけど、ある時から私の歌よりも、ライブ終わりのチェキ撮影会やアフタートークを期待していると気づいてしまって……。

私は歌が好きでライブを続けていたので、自分のやりたいことはここじゃないと疑問を持つようになりました。

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MUSICROWD(ミュージッククラウド)編集部

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