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ライブやフェスで耳にする用語やルールを初心者の方向けにやさしく解説してみる

2018年9月26日

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社会人音楽サークル ミュージッククラウド(@sessionmusicro1)です。

音楽というと、少し特殊な世界です。

「初めてロックのライブに行くんだけど、行く前に覚えておいたほうが良いことってあるのかな?」

「バンドをこれから始めるんだけど、覚えておいたほうがよいことあるかな?」

そんな不安ってあったりしますよね?

今日は、そんな方のために、ライブやフェスでの暗黙に使われている用語やルールをまとめてみました。

参考にしてもらえればと思います。

よく使われるバンド用語

セトリ

頻用されるライブ・フェス用語ですね。

セトリとは、「セットリスト」の略です。つまり、ライブやフェスで演奏される曲順のこと。

この単語はふつうに使われることが多いので、あえて説明する必要はなさそうですね。

インスト

歌なしの楽器だけの曲のこと。

「インストゥルメンタル」の略です。

インストで有名なバンドは、「T-SQUARE」、「東京スカパラダイス・オーケストラ」が代表例です。

ヘドバン

「ヘッドバンギング」の略です。

これもよく使われる、定番のライブ・フェス用語です。

リズムにあわせて頭を激しく上下に振る動作のことをこう呼びます。

激しめのパンク、ラウド、メタルなどのライブでよく使われるライブのノリです。

ジャンルやアーティストによって、ヘドバンの種類も異なります。

ヘッドバンキングとも書かれることがありますが、こっちは間違いです。

バンキングだと「銀行」になってしまうので、とても恥ずかしいですよ…。気をつけましょう。

裏ノリ

「タタタタ」という表拍ではなく、「ンタンタ」や「ンチャンチャ」というように裏を基点にノるリズムのこと。

裏ノリが多いのは、レゲエやジャズ、スカのジャンルに多いですね。

最近は、ジャンルが多様化して、様々なジャンルを融合して、作曲しているアーティストも増えてきているので、J-POPなどでも裏ノリのリズムはあると思います。

ぜひ、注意してチェックしてみて下さい。

ライブやフェスに参加する前に覚えておきたいルール

次は、ライブやフェスに参加する前に覚えておきたいルールや慣例的なものを書いておきます。

初めてのライブやフェスで嫌な思いをしないためにも、事前にこういったルールは知っておきましょう。

スタンディングの場合、盛り上がってグチャグチャになります

野外フェスの場合、スタンディングのことが多いです。

特に、動員数が少ないバンドだとライブはスタンディングのことが多いと思います。

基本、席で見るより、スタンディングはかなり盛り上がるので、相当荒れることが予想されます。

ライブ参戦が初めての方で、激しいのが苦手な人は、なるべく後ろで見ましょう。

あと、荷物は軽めに。

特に、前の方はお決まりのノリみたいなものがあり、知らずに巻き込まれると怪我の恐れもあります。

その「ノリ」の詳細について、代表的なものだけピックアップして紹介します。

ヘドバン

さきほど、用語の部分で紹介した言葉ですね。

ヘドバンは、ポップ、ロック問わず、様々なジャンルのライブで定着したノリ方です。

ヘドバンにも種類があり、首を8の字に振り回す「8の字ヘドバン」(V系などに多い)

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体を半分に折りたたむ「降りたたりヘドバン」などがあります。

アーティストによって、ここも若干の差異があります。

モッシュ

狭い空間で起きるおしくらまんじゅうのことです。

特に、前列はモッシュが起こる確率が非常に高いです。

モッシュはパンク、ラウド、エモ、メタルといった激しめのジャンルの音楽でよく見られます。

ときに、モッシュの最中には殴り合う、体を思いっきりぶつけ合うなど過激化することがあります。

モッシュは、ライブの危険行為の一つに数えられており、禁止しているライブハウスも結構あります。

モッシュでのマナーは、「もし転んだ人がいたらすぐに周りが起こす」です。

もし、隣の人が倒れていたら、助けてあげましょう!

サークル

サークルは、その名の通り、誰もいない空間を意味します。

サークルは、サビ前の静かな曲展開の時に作られることが多く、サークルが完成後、中心にみんながわっと集まってもみくちゃ(モッシュ)になるのが大体お決まりです。

サークルはどんどんと大きくなることもあり、その場合、後列で見ていた人も巻き込まれる可能性もあります。

もし、静かに聞きたいと言う場合でも、知識だけは知っておきましょう。

ウォールオブデス

モッシュの中でも最も危険なノリ。

モーゼの十戒のように観客を真っ二つに割って、演者の合図と共に中心めがけてぶつかり合うという激しいノリ。

ラウド、エモ、メタルといった激しいジャンルのライブに多いです。

過去に死人も出ており、かなり危険な行為です。

ダイブ

アーティスト側が観客に向かってダイブする場合と、観客が観客をかついでダイブする場合と2つあります。

いずれも危険であり、日本の各フェス、ライブハウスでもダイブは禁止されています。

ツーステップ

足を「右右左左」といった具合に、交互にステップを踏むダンシングなノリ方。

ツーステップは、広く様々なアーティストのライブでも見られるノリ方です。

ツーステップをするスペースが必要になるので、狭いところで踊るのは迷惑になるのでやめましょう。

ツーステップといえば、SiMのMAHさんが有名。この曲のPVでも見れます。

ファンの通称を覚えておこう

一部のアーティストでは、ファンの通称なるものがあります。

ファンになりたてでよくわからないということでも、ファンの通称くらいは覚えておきましょう。

アーティストによって、ファンの呼称が違います。

例えば…

  • ONE OK ROCK→OORer(ワンオクロッカー)
  • X Japan→運命共同体
  • GACKT→DEARS
  • スピッツ→ブリーダー
  • LUNA SEA→スレイヴ

「スピッツ」の呼称に関しては、一本とられたって思っちゃうくらいよくできてますw

まとめ

以上、ライブやフェスで頻用される用語やルールについてまとめてみました。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

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MUSICROWD(ミュージッククラウド)編集部

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